本物の真空管のアナログの温かみと、高度に設定可能なキャビネット シミュレーター、さらに柔軟な出力とコントロール オプションを融合した MOTHERSHIP – Real Tube Preampは、現在入手可能なギターリグの中で最も高機能で柔軟なフロントエンドとして際立っています。MOTHERSHIPの両チャンネルは同一ですが、高度に設定可能です。各チャンネルに3つのゲイン モード (高、中、低) と、選択した3つのスピーカーシミュレーションを選択するためのトグルスイッチを備えたMOTHERSHIP は、象徴的で馴染みのあるユニークなトーンを簡単かつ直感的に多数作り出すことができます。各チャンネルには2つのマスター ゲインコントロールと2つのマスターボリュームも備わっており、対応するフットスイッチを押すかMIDIコマンドを使用して、4つの異なるボイスを即座に呼び出すことができます。
完全に包括的なプラグアンドプレイデバイスとしての能力を示すMOTHERSHIPには、選択可能な70種類以上の無料カスタムキャビネットシミュレーション (Tsakalis独自のTAW EditorアプリにUSB経由で接続した場合)、キャビネットシミュレーターと選択したアンプの「ドライ」出力の両方に対する個別の専用同時出力、チャンネルとA/B選択のMIDIコントロール、さらに音色の多様性を高めるシリアルモノFXループも搭載されています。
　　

MOTHERSHIPは、美しくデザインされた本物のチューブフロントエンドと柔軟性の高いキャビネットモデリングソリューションをシームレスに融合した、完璧な「Amp in a box」ペダルです。アンプのフロントに接続したり、セットアップのトーンを定義するプリアンプセクションとしてパワーアンプに直接接続すると、本物のチューブオーバードライブペダルとしても機能します。また、この2つの機能を同時に実行することもできます。　　
　

クアッドチャンネルチューブプリアンプとドライブ

MOTHERSHIPlには2つの完全に独立したチャンネルがあり、各チャンネルには4バンドEQ、2つの異なるゲイン/ボリュームセクション、3つの選択可能なゲインステージ、3つの選択可能なキャビネットシミュレーション、外部エフェクト用のシリアルモノ エフェクトループ、MIDI入力、およびTsakalis Audioworksの厳選されたデジタルキャビネットシミュレーションの完全無料オンラインライブラリへの無料アクセスが備わっています。各チャンネルには4バンドEQ (ベース、ミッド、トレブル、プレゼンス)と2つの異なるゲインおよびボリュームコントロール(ゲインA – ボリュームA / ゲインB – ボリュームB)があり、MOTHERSHIPをクアッド チャンネルの強力なツールに変身させています。
各チャンネル専用のモードスイッチはチューブオーディオパス構造を制御し、3つの異なるゲインモード(L=低、M=中、H=高)を提供します。これにより、異なるゲイン構造を持つ完全に異なるリード トーンやリズム トーンを簡単にカスタマイズできるほか、それぞれにソロボリュームブーストも設定でき、関連するフットスイッチを押すだけでオンザフライでアクセスできます。
　

フル機能の全アナログリアルチューブプリアンプ設計

MOTHERSHIPの2つの独立したチャンネルは、リアルチューブオーディオパスを使用して慎重に設計されており、温かみのあるきらめくクリーンから高ゲインのチューブ駆動ディストーションまで、幅広いトーンを提供します。2つのECC83(12AX7)チューブは、快適な240ボルトで動作し、タッチ感度、ヘッドルーム、必要に応じて十分なゲインとチューブサグを提供します。
MOTHERSHIPがオンになっている場合(ON LEDが有効)、楽器の信号は直接真空管の入力に送られ、本物の真空管アンプのようなトーンとフィーリングが得られます。
MOTHERSHIPがバイパスされると(ON LEDが無効)、入力は統合された超透明バッファーを通過し、ギターの信号が可能な限り純粋に保たれます。
　

最高のデジタルキャビネットシミュレーション

各チャンネルの専用CABスイッチは、ユーザー定義可能な3つの異なるキャビネットシミュレーションを提供します。
厳選された無料の幅広いキャビネットシミュレーションから選択できます。レイテンシーは1.2ミリ秒未満です。
すべてオンラインのTsakalis AudioWorksライブラリで利用可能で、TAW Editorアプリ(PC、Mac、Linuxで利用可能)を使用してUSB経由でMOTHERSHIPにアップロードできます。
T.A.W. Editorは本国サイトよりご確認ください。
　
　

最先端のコントロールと接続性

MOTHERSHIPの3つのフットスイッチはすべて、軽く踏むか長押しするだけでラッチモードまたはモーメンタリーモードで使用できます。ラッチモードはスイッチを通常通り押す(600ミリ秒未満)ことで機能し、モーメンタリーモードはフットスイッチを必要な時間長押しするだけで有効になります。
それだけではありません。MOTHERSHIPは専用のMIDI入力を使用してMIDIプログラム変更メッセージ(MIDIチャネル:OMNI) で制御することもできます。128個のプリセットを自由に使用でき、それらを保存および呼び出すための直感的でシンプルな方法を備えたMOTHERSHIPは、現代のギターセットアップに欠かせない中心的存在になるでしょう。


　　

MIDI信号使用の操作詳細

MOTHERSHIPは以下のことができます。

■すべてのMIDIチャンネル（1-16、OMNI）でプログラム・チェンジ（PM）のMIDIコマンドを受け付ける。

■最大128のMIDIプリセットの保存と呼び出し

■以下の設定の保存と呼び出し
　　

- チャンネル1↔2
- GAIN/VOLUMEのA↔B
- バイパス↔有効

　　
何も設定する必要はなく、プログラミング・モードに入り、MOTHERSHIPがPM MIDIメッセージに対して何をするかをプログラムするだけです。
MIDIプログラミングの手順は以下をご覧ください。


マザーシップが動作し、MIDIコントローラーがMIDI INコネクターに接続されている必要があります。

■1. フットスイッチ（A-B）と（ON）をLED Bが点滅し始めるまで押し続けて、midiプログラミング・モードに入ります。
LED Bは、どのコントロール（ゲイン-ボリュームAまたはゲイン-ボリュームB）を選択したかに応じて順番に点滅を開始します。
◯コントロールA：LED B点滅シーケンス 800ms OFF / 100ms ON
◯コントロールB：LED B点滅シーケンス 800ms ON / 100ms OFF。


■2. プログラミング・モードに入ったら、フットスイッチを押して、それぞれの状態を選択します。
例えば、ペダル・オン、チャンネル1、チャンネル状態Bを保存したい場合、各フットスイッチを押して、ペダル・オン、チャンネル1、チャンネル状態Bを設定する必要があります（ここで、LED Bが800ms ON / 100msのシーケンスで点滅しなければならないことを確認する必要があります）。


■3. 次にMIDIコントローラーからMOTHERSHIPに希望のPM MIDIコマンド（例えばPM=10）を送ります（MOTHERSHIPはすべてのMIDIチャンネル1-16またはOMNIを聞くことができます）。
PMのMIDIコマンドが有効でMOTHERSHIPに受け入れられた場合、LED Bが500msの点灯/500msの消灯のシーケンスで高速点滅を開始し、すべてが次のステップに進むように設定されていることを知らせます。


■4. (A-B)と(ON)のフットスイッチを同時に長押しして、PM MIDIコマンドを設定されたセッティングで保存します。LED Bが80msのON/OFFのシーケンスで高速点滅を開始し、MOTHERSHIPはプログラミング・モードを終了します。



MIDIプログラムが保存されたことを確認するには、フットスイッチを押してペダルの状態を変更し、MIDIコントローラーからPM=10のMIDIコマンドを送信します。
MOTHERSHIPは以下のようにPM=10で保存された設定に変わります。
ペダル=ON, チャンネル=1, ステート・チャンネル=B