Formula No.55

Overdrive

定価
OPEN
JAN
0853710004512

スペック

※筐体の一部に無塗装部分がございます。
無塗装部分にはケースが製造される際の傷や色合いの違いがある場合がございますが、あえてそのまま使われています。

・トゥルーバイパススイッチング
・インプットインピーダンス:1M
・アウトプットインピーダンス:15k
・DC9-18Vセンターマイナスアダプター、または9V電池で駆動
・サイズ(WxDxH):67 x 112 x 52mm (突起含む)
・重量:230g

コントロール:VOLUME、TONE、MASTER、PRESNCE、HI/LO

Catalinbread Formula No.55は、“5E3”ツイードデラックスサウンドにインスパイアされた、次世代のオーバードライブペダルです。クラシックな5E3アンプのプリアンプセクションを緻密に再現しています。
オリジナルプリアンプの回路をオールディスクリートJFETベースのシグナルパスで置き換え、本物のツイードアンプがもつレスポンスを実現するため、ボリュームとトーンコントロールはオリジナル回路を元に制作されています。
アウトプットインピーダンスを低くし、パンチのあるトーンでアンプをドライブさせることができます。
Hi/Loスイッチによりヴィンテージツイードのクリーンなレスポンスから、真空管をハイゲインモデルに交換したようなホットロッドなトーンを切り替えることができます。
Formula No.55は5E3プリアンプに大きなパワーセクションを接続したようなレスポンスを与えました。これはまるでキャビネットサイズをアップさせたような効果があります。小さなアンプのキャラクターを持ちながら、大きなアンプのレスポンスを実現したのです。Formula No.55に真空管は入っていません。最も真空管に近いダイナミックレスポンスと倍音成分を持つJFETを使用しています。グラント・グリーンからクレイジー・ホースまで、可能な限り幅広く5E3のトーンを作ることを目的として作られているため、スモーキーからフルボディまでのダイナミックレスポンスを持ち、ギターのボリュームはピッキングで自在に歪みをコントロールできます。このサウンドを実現するため、様々なパーツをテストしました。カーボンコンポジション抵抗や選別されたキャパシタなど、全てがサウンドのために選ばれたパーツを使用しています。
プレミアムパーツも含まれますが、プレミアムパーツを使用したから音が良いのではなく、適切にパーツを選択したから音が良いのです。
   

●パワーサプライ
Formula No.55は、一般的なエフェクター用のパワーサプライや、9V電池で動作します。センターマイナスの9VDC~18VDCアダプタに対応し、特に18Vで駆動させればより高いヴォリューム、ヘッドルーム、そしてパーカッシブなアタックが得られます。9Vで駆動させると、歪みやすくやわらかい音となります。50Wアンプと100Wアンプの違いのように使うことができます。
18V駆動は、明らかに違います。特にバンドでプレイする際には最適で、アタックと音の明瞭さがアンサンブルで効果を発揮します。また、3~4V程度、残量が減った9V電池を使うと、あまり大きな音が出せない深夜のジャムセッションなどに最適なソフトなサウンドが得られます。もちろん、電圧調整のできるパワーサプライを使っても同様の効果が得られます。電圧を落とすと、少しブリティッシュで小音量なサウンドにもなります。
電圧をいろいろ変えて、お好みの音を見つけてみてください。
  

●アンプ
一般論として、Formula No.55はクリーンに設定したチューブアンプで最高のパフォーマンスを発揮すると言えます。しかし、設計時の予想とは異なり、Formula No.55は歪んだチューブアンプでも素晴らしい結果を残したのです。
チューブアンプにおいて、Formula No.55で最高のトーンとレスポンスを作るために、アンプのチューブの状態が悪くないかを確認してください。特にアンプ側のプリアンプの1stステージはFormula No.55にとって非常に重要で、ここのチューブの状態が良くないと、Formula No.55は弱く、ザラっとした微妙な音になってしまう場合があります。

製品動画